- 作者: 小林道憲
- 出版社/メーカー: 麗澤大学出版会
- 発売日: 2007/06
- メディア: 単行本
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先のスケジュールが埋まっていくが、
とりあえず今日は静かな日、いまのところ。
たまっていた資料類を整理する。
『複雑系の哲学』小林道憲著を読了。
『一六世紀文化革命2』山本義隆著へ行く予定。
息抜きに、何か違うのを読むかも。
『複雑系の哲学』小林道憲著より引用。
「科学は、世界を単純化するものであってもならないし、
世界の完全性を追求するものであってもならない。
むしろ、不完全なものを不完全なままに、
生成するものを生成するままに理解する科学が必要である。
複雑系の科学は、確かにその可能性をもっている」
それには従来の哲学ではなく、綜合的、
それこそメルクマールとなるべき『複雑系の哲学』の確立が
必要だと述べている。
「世界は絶え間ない流れのうちにある。世界は、自己自身を
生産し、千変万化する生成する世界である。
世界は、<ある>のではなく、<なる>のである」
まさしく、意志と表象としての世界なんだけど、
デビュー当時の佐野元春の楽曲みたいに、
なんかロックンロールしていて元気がもらえる感じがする。
夢は見るもんじゃない、かなえるものだとか、そういうの。