川村記念美術館へ

さて、天気もいいので、妻のリクエストに答えて千葉県佐倉市にある
川村記念美術館へ行く。
ここは大日本インキ化学工業株式会社の美術館。
というよりもDICといった方が印刷・広告・出版業界ではおなじみだろう。


佐倉は昔、知り合いのおっさんが住んでいたけど、
降りるのは初めて。送迎バスで30分余り。
途中、田園風景が広がる。ちょうど田植えをしていた。なごむ風景。


美術館はルノアールからポロックまでランダムに集めた名画が陳列されていた。
藤田嗣治の絵を間近で見られてカンゲキ。
独特の光沢のある白と面相で描いたような繊細な、でも迷いの無い線。
企業秘密の白は石膏だというのをTV番組で見た。
美の巨人たち 藤田嗣治『ライオンのいる構図』
マン・レイのオブジェではみんな首を傾げていた。正しい反応。
カルダーのモビールも久々に見たがガラスの箱の中で何だか、死体安置室のよう。扱いが残念だった。


お目当ては美術館とこの期間だけ解放している庭園のつつじなんだけど
つつじは散った後だった。遅かりし由良之介。


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