いつも以上にまとまりのない感想メモ。
「第9条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」
『キュー』は同音語が各章のタイトルになっている。
「急」「旧」「九」などで、全9章。
「知的生命体が進歩する途中には、避けては通れない事象が起きるものです。人類はこれをパーミッションポイントと名付け―略―18に絞っています。《言語の発生》、《文字の発生》、《鉄器の発生》、《法による統治》、《活版印刷》、《自律動力の発生》、《世界大戦》、《原子力の解放》、《インターネットの発生》、《一般シンギュラリティ》…」
なんとなくジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』をイメージしてしまう。
《一般シンギュラリティ》後の世界が描かれているが、
そこには過去、現在、未来が錯綜している。
そこには過去、現在、未来が錯綜している。
そか、SFじゃん、これ。
たとえばフィリップ・K・ディックの新作だと思えばいい。
パースペクティブのあるシーンの連続。
ほら読みたくなったでしょ(ならないか)。