雨はこわれたピアノさ

『バチェラー・ガール』の出だしのような朝の雨。
天から金ダライが落ちてくる、ドリフターズのコントか。
多数の金ダライが落下して、まもなく晴れる。
スコールじゃん。
 
昨日遅く、携帯電話の留守電に珍しくメッセージあり。
広告会社時代のパイセンからだった。
かけると、アートディレクターの訃報だった。
 
手描きのラフがバツグンで
まんまイラストレーションになるほど。
一時期、コンビでよく仕事をした。
R&Bに詳しくてコンピテープをもらった。
仲間で石打にスキーにも行った。
ふだんは温和で会社員時代はシブいおじさまと女子社員に
人気もあった。
だが、熱狂的な赤ヘルファン。
ヤクルトファンのぼくと神宮球場へ行ったとき、
ふだんとはまったく違うヤジの大声にびっくりした。
 
徹夜明け、寝不足からか転倒して脳を損傷した。
復帰を期待したのだが。
 
知り合いにメールする。
 
『半七捕物帳 3』岡本綺堂
『愛なんてセックスの書き間違い』ハーラン・エリスン若島正渡辺佐智江
マルコムX(上) 伝説を超えた生涯』マニング・マラブル著 秋元 由紀訳
濫読中。