- 作者: R.P.ファインマン,Richard P. Feynman,大貫昌子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2001/01/16
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 125回
- この商品を含むブログ (74件) を見る
- 作者: リチャード・P.ファインマン,Richard P. Feynman,大貫昌子,江沢洋
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2009/04/16
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 39回
- この商品を含むブログ (31件) を見る
午前中、銀行作業。
明け方はそうでもなかった日差しが
勢いをつけて差し込む。
キョーレツ、モーレツ、夏じゃん。
乾麺のそばと納豆と大根があったので
昼は、おろし納豆そば。夏じゃん。
岩波現代文庫のファインマンさんシリーズを読んでいる。
ファインマンさん祭。
『困ります、ファインマンさん』R.P.ファインマン著 大貫昌子訳と
『聞かせてよ、ファインマンさん』R.P.ファインマン著 大貫昌子・江沢洋訳を読んだ。
ファインマンは「スペースシャトル「チャレンジャー号」爆発事故調査委員会」の
メンバーに選ばれてワシントンへ行く。
そこから徹底的に資料を調べたり、関係者に会って
事故の原因を突き止めようとする。
その経緯が『困ります、ファインマンさん』に載っている。
名探偵ファインマンと読んでもいいくらい聞き出し方が絶妙。
NASAとのしがらみがない教授は、
NASAのメンツがつぶれようが、納得いくまで調べて報告書をまとめる。
あやうくボツにされそうになったが、なんとか掲載となる。
それが『聞かせてよ、ファインマンさん』に載っている。
「スペースシャトル「チャレンジャー号」事故少数派調査報告書」。
これはセットで読まなければ意味がない。
訳者も「併読をすすめている」が。
結びの一文に教授の科学への思いが現れている。
「少数派」の意見でも取りあげて、『困ります、ファインマンさん』の立花隆の解説によるとネットでも公開されているそうだ。英語だけど。腐ってもアメリカ。
福島第一原子力発電所事故も存命されていたら、
原爆開発経験のある教授に調査をお願いしたかった。