求む猫暖房

二回目の村上RADIOを聴く。
初回の衝撃の声も慣れるといいものだ。
しゃべりもなんだか落ち着いて
選曲もにくいばかり。
マネをしているが、
似てないな、まだ。
「ねえ、猫山さん」
「ニャー」
ジャズバーのオーナーから
作家になったわけだが、
話を聞いて感じるのは
「個」としての強さ。
小説も芸術とかでなくて
もちろん金儲けでもなくて、多少はあるか。
でも菓子パンみたいに売れる小説を書く。
作家というよりも
ベンチャービジネスの経営者。
違うな。腕の良い小説職人。小説マイスター。
ぴったりこないな、どれも。
昔、エッセイで、
社会のすき間を狙えば好きなことを商売にして喰っていける。
みたいなことを書いていたし。

貧乏時代、寒い季節、国分寺のアパートで
猫数匹を暖房代わりにしていたそうな。
村上RADIO~秋の夜長は村上ソングズで~
タイムフリーで。お早めに。

 

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