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ミクロ経済学入門の入門 (岩波新書)

ミクロ経済学入門の入門 (岩波新書)

 

ヤフーの雨雲レーダーをにらんで
レインパーカーを羽織って
買い物2件と図書館へ本を借りに。
セーフだった。
流水麺のそばにもずくをのせて
麺つゆを湯割りしてネギと納豆を混ぜて食べる。
そいでずううとラジオを聴く。
浪人時代もラジオを聴いていたが、
何周かしてラジオに戻る。
いまはtwitterのTLを眺めながら聴く。
雨は夜から本降り。

ミクロ経済学入門の入門』坂井豊貴著を読む。
以下気になったところを自分のために引用。

 

ミクロ経済学

ミクロ経済学では、個人といったミクロな存在の振る舞いから、
市場や政府といったマクロなものの挙動を分析する」


無差別曲線

「ミクロな存在の振る舞い」を表わすのが
「ひとの好みを」図示化した「無差別曲線」

 

 

最適解


「消費者は、所得と価格が定める予算制約のもとで―一部略―最適解を選ぶ」



ただし「最適解」は、当人にとっての「主観的な」ものであって、
客観的に見た最適な選択ではない。ここも面白い。

 

ネットワーク外部性

「予防接種と通信ツールは対照的だ。たとえばインフルエンザの予防接種を受ける他者が多いと、インフルエンザが流行しにくくなり、自分が予防接種を受けるメリットは下がる。一方、メールで通信する他者が多いと、メールの利便性は高まり、自分がメールを使うメリットが上がる」

 

「つながるためのネットワークサービスの価値は、利用者の数に大きく依存する。これをネットワーク外部性という」

 

調整ゲーム

「何を選ぶかよりも、他人と同じものを選ぶことが重要な状況を端的に
描くのが調整ゲーム」

 


ナッシュ均衡

「いま自分がとっている行動を変えるとソンなので、誰もが単独では行動を変えようとしない状況をナッシュ均衡という。ナッシュ均衡は膠着状態の一種だ」

 

ネットワーク外部性の重要性

「日本では「ものづくり」という言葉が好まれる。だがネットワーク外部性が高いサービスにおいて、製造業的な「ものづくり」は必ずしも重要ではない。サービスを人が人を呼ぶ軌道に乗せることこそが、あるいは標準規格の座を射止めることこそが、ライバルとの競争を勝ち抜く唯一にして最良の手段だからだ。機能の優れた商品が勝つとは限らないことをネットワーク外部性は教えてくれる」


ネットワーク外部性が強い市場のおいては、優勝劣敗が実現するとは限らない。優れていようが劣っていようが、先にナッシュ均衡の座をつかむことが勝ちだからだ」

 

 

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