暑気払い

ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上

ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上


ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

 


暑気払い-1
噂のローソンのPBの缶チューハイ。アルコール度数12パー、ウォッカだぜ、ベイビー。
正しくはウォッカレモンソーダかな。
大きめのグラスに氷をザクザク入れて
プシュッ!ドクドク!ゴクゴク!
喉に走る氷河特急。ロシアからアイスをこめて。

暑気払い-2
『ミレニアム 5 上復讐の炎を吐く女』(上)(下) 
ダヴィド・ラーゲルクランツ著ヘレンハルメ美穂 久山葉子訳を読む。
女囚となったリスペット。冒頭の刑務所のシーンから
はらはら、わくわく、どきどきの無限ループ。
牢名主の女性からいたいけな美少女を助けるために立ち向かう。
不幸なDVに加えイスラム圏の男尊女卑、ロマ、人種問題も加味。
このストーリーの巧みさなどをネタバレせずに書くのはナンギなことだ。

科学の実験材料となって人生を狂わされた子どもたち。
暴力で抑圧された幼年時代
ドラゴンタトゥーの女・リスペットは、本作では活躍は控えめ。
相棒のモテ中年男、ジャーナリスト・ミカエルも控えめ。
とはいえ、要所要所では活躍するが。
一言でいうなら今様「とりかえばや物語」。
 浦沢直樹の『MONSTER』にもつながるかな。
リスペットを支えていた人の葬儀のラストシーンが感動的。

ジャンゴ・ラインハルトも結構なキーポイントになっている。

 

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