伸び放題の庭木を切る。
南天、クチナシ、シュロ。
枝葉を袋に詰めていると
塀の上にホルスタイン柄の猫。
隣の外猫のエサでも狙いに来たか。
こちらの姿を確認すると
何食わぬ顔をして反対方向へ。
読んだ本。
- 作者: ジョージ・ザルカダキス,長尾高弘
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/09/15
- メディア: 単行本
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『AIは「心」を持てるのか』ジョージ・ザルカダキス著。
AIが誕生するまでの哲学、文学、数学、物理学などで
功績のあった人を広く浅く取り上げている。
ツリー図のように相関関係がわかるので最初に読むのには好適。
- 作者: 加藤洋輝,桜井駿
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/05/13
- メディア: 単行本
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『決定版フィンテック 金融革命の全貌』加藤洋輝・桜井駿著。
加藤洋輝・桜井駿著。
たとえばスマホで自分の口座から現金を仮想通貨にすれば、
銀行やコンビニのATMへ行かなくても支払いなどに使える。
ほんまもんのオサイフケータイ。便利じゃん。
たとえば住宅ローンを銀行に申し込んでNGでも、
新たな金融サービスの会社がビッグデータとAIを活用して
十分に与信能力があると判断されOKとなることもある。
便利じゃん。
てなことが、わかる。
「決定版」というのは、「金字塔」みたいな常套句で。
『現代思想 2017年2月号
ビットコインとブロックチェーンの思想』。
紹介した2冊がわかりやすいので、わかりにくいものを。
小難しくてうれしい読後感。
気になるところを引用。
「仮想通貨については、今後三つのシナリオがあります。
まず一つにはビットコインのような仮想通貨、二つ目には、
メガバンクなどの銀行が発行する仮想通貨、三つ目に中央銀行が
発行する仮想通貨が、それぞれ流通する世界になるというシナリオです」「ビットコインのような仮想通貨は、管理者がいない分散型の社会を
可能にします。この意味で、リバタリアン的な考えにマッチしています。
後の二つはまったく逆で、特に三つ目の中央銀行が発行する仮想通貨が
現実のものになると、一言で言えば「ビッグ・ブラザー」の社会になる
危険があります。全国民が非常に細かく行動を監視される社会になると
いうことです」
(『仮想通貨革命の将来に向けて』野口悠紀雄著より)