切る


伸び放題の庭木を切る。
南天、クチナシ、シュロ。
枝葉を袋に詰めていると
塀の上にホルスタイン柄の猫。
隣の外猫のエサでも狙いに来たか。
こちらの姿を確認すると
何食わぬ顔をして反対方向へ。

読んだ本。


AIは「心」を持てるのか

AIは「心」を持てるのか

『AIは「心」を持てるのか』ジョージ・ザルカダキス著。
AIが誕生するまでの哲学、文学、数学、物理学などで
功績のあった人を広く浅く取り上げている。
ツリー図のように相関関係がわかるので最初に読むのには好適。

 

決定版 FinTech

決定版 FinTech

『決定版フィンテック 金融革命の全貌』加藤洋輝・桜井駿著。
加藤洋輝・桜井駿著。
たとえばスマホで自分の口座から現金を仮想通貨にすれば、
銀行やコンビニのATMへ行かなくても支払いなどに使える。
ほんまもんのオサイフケータイ。便利じゃん。
たとえば住宅ローンを銀行に申し込んでNGでも、
新たな金融サービスの会社がビッグデータとAIを活用して
十分に与信能力があると判断されOKとなることもある。
便利じゃん。
てなことが、わかる。
「決定版」というのは、「金字塔」みたいな常套句で。

現代思想 2017年2月号 特集=ビットコインとブロックチェーンの思想 ―中心なき社会のゆくえ―

現代思想 2017年2月号 特集=ビットコインとブロックチェーンの思想 ―中心なき社会のゆくえ―

 

現代思想 2017年2月号
ビットコインブロックチェーンの思想』。

紹介した2冊がわかりやすいので、わかりにくいものを。
小難しくてうれしい読後感。
気になるところを引用。


「仮想通貨については、今後三つのシナリオがあります。
まず一つにはビットコインのような仮想通貨、二つ目には、
メガバンクなどの銀行が発行する仮想通貨、三つ目に中央銀行
発行する仮想通貨が、それぞれ流通する世界になるというシナリオです」

 「ビットコインのような仮想通貨は、管理者がいない分散型の社会を
可能にします。この意味で、リバタリアン的な考えにマッチしています。
後の二つはまったく逆で、特に三つ目の中央銀行が発行する仮想通貨が
現実のものになると、一言で言えば「ビッグ・ブラザー」の社会になる
危険があります。全国民が非常に細かく行動を監視される社会になると
いうことです」

(『仮想通貨革命の将来に向けて』野口悠紀雄著より)



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