仏頂面男

 

ボツネタで原稿をまとめるところだった。
こういうことが多くなってきた、ボケかな。
つーか、あらかたまとまっていたので残念、断念。

クチナシの白い花と香気もよいが、
ザクロの小さな朱色の花が一面に咲いているのもいいもんだ。

サミュエル・ジョンソンが怒っている』リディア・デイヴィス著を読む。
これは短編映画、これはラジオドラマ、これは漫画、これは紙芝居と
勝手に決めつけながら読む。
断片や部分、小説の吊るし切り。無駄なところはない。アンコウか。
漁船に乗って釣りたての魚を海水でしゃぶしゃぶして食べる、みたいな。
いやいや、計算はあるだろ。すべてオートマティズムじゃね。
表題作は、わずか一行。


「蘇格蘭(スコットランド)には樹というものがまるでない。」

 

 

マリー・キュリー、すばらしく名誉ある女性』が、気になる。
訳者である岸本佐知子のあとがきを読むと、
「わざと下手な英語で書かれた文体」だそうで、
なら、翻訳も下手に訳してあるのか。そうとは思えないが。
『<古女房>と<仏頂面>』。
このタイトルにひかれる、邦訳が良いのか。
偶然だが「仏頂面男(ぶっちょうづらお)」というキャラを考えたことがある。
大学で仏文専攻。仏具販売店の部長職。好きな作家は大仏次郎

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