束の間


連休前の業務連絡メールが来る。
スケジュールをカレンダーに記入する。
ありがたいことで。
粛々とパソコンに向かう。
連休明けまでに、どれだけ原稿の貯金ができるかで
5月が地獄か天国になる。

『すべての見えない光』アンソニー・ドーア著を読む。
少しづつしか読めないのが、なんともつらい。
これも『この世界の片隅で』と同じ、
静謐な世界で戦時下の悲惨さを感じさせる。

移動本は『恐怖の愉しみ(上)』レ・ファニュ他 平井呈一編訳。
いつもの名訳、名調子で趣の異なる怪談がズラリ。
束の間、怖い話に逃げ込む。

近所の駐車場に以前、アイリッシュポピーが咲いていた。
刈り取られてしまったが、
いつの間にやら復活して
前にもまして群生状態で可憐な花を咲かせている。

人気ブログランキング