- 作者: アルジャーノン・ブラックウッド,ブルワー・リットン,ヘンリー・ジェイムズ,M・R・ジェイムズ,W・W・ジェイコブズ,アーサー・マッケン,E・F・ベンスン,W・F・ハーヴィー,J・S・レ・ファニュ,平井呈一
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/01/31
- メディア: 文庫
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Facebookで同級生の陶芸家の窯場兼自宅が
雪まみれの画像を見る。
峠の麓にあるからなあ。
白い悪魔に襲われる、ふと『シャイニング』を思い出した。
録音したラジオ番組を聴きながら、
だらだらと仕事。
『怪奇小説傑作集1』A.ブラックウッド他 平井呈一編・訳を読む。
訳者による「本格的アンソロジー」。
こなれた訳、こなれすぎた訳か。
美味、珍味の怖いい話。
ぼくの好みで3作選ぶなら
『猿の手』W.W.ジェイコブズ
願いをかなえると言われる猿の手のミイラ。
芥川龍之介あたりなら
平安時代とかに設定を変えて上手に
換骨奪胎するんだろなあ。
『いも虫』E.F.ベンスン
これは大量のいも虫がうごめくシーンに
薄気味悪さを感じながらひかれるものを。
庭のツバキの葉裏に
びっしりと発生したチャドクガの幼虫とかね。
なんでも大量にいるのは、あるのは、どこか怖ろしい。
『緑茶』J.S.レ・ファニュ
緑茶の効用。と書くと、岡倉天心かと。
ちゃいます。スタイリッシュでクラシックな怪奇小説。
ほうじ茶を飲みながら読んだ。