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手帳に、ポオと書く

ポオ小説全集 1 (創元推理文庫 522-1)

ポオ小説全集 1 (創元推理文庫 522-1)


ここ数年、妻の勤務先で余った手帳を愛用していた。
アナログなもんで手帳にスケジュールや
読んだ本、CD、映画(ほとんど見なくなったが)のタイトルや
返済する金額などをつけておく。
仕方なく駅前の書店で買い求める。
いつぞや、ダイソーモレスキンそっくりの手帳「ダイスキン」を
求めたがなかった。

原稿、もうちょっとで指定の文字数に届く。
マラソンだと35キロ過ぎあたりか。

まだまだ続くポー一人祭り。
創元推理文庫版『ポオ小説全集1』に手を出す。
集英社文庫ヘリテージシリーズの
『ポケットマスターピース09 E・A・ポー』
鴻巣友季子 桜庭一樹 編で、
掲載を泣く泣く見送った作品があるので読んでみたいと。
佐伯彰一の解説が目からウロコ。
懐かしい名前。
ポーの小説がパクリ、剽窃じゃないかというのは
古くから話題になっていたそうで。
佐伯が言うには、あえてそうした。
パロディ、パスティーシュであると。
そのくせ、「他の作家の剽窃には厳しかった」とは、笑える。

奇想作家の元祖みたいな人だから、
奇想から、ミステリー、ホラー、SF、アドベンチャー
萌芽する。ES細胞みたい。
ゴシックなんて書こうとするとお約束(フォーマット)を踏まえないと
ゴシック小説にはならない。
佐伯曰く「ポーの小説世界が非アメリカ的」なのも、
そうなのだろう。
編集者としても有能だったそうだから、
何を書けば売れるのかあたりは読んでいたかも。
ファンは非アメリカの人の方が圧倒的に多かったようだが。

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