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そうだ、ポーを読もう

 

エドガー・アラン・ポー短篇集 (ちくま文庫)

エドガー・アラン・ポー短篇集 (ちくま文庫)


昨夜は、夜の仕事先の冷えに備えて
使い捨てカイロを貼って行く。
お腹の調子が悪いときは、
Tシャツ越しに貼る。
貼るとぬくぬく春。

エドガー・アラン・ポー短篇集』西崎憲編訳を読む。
ホームズやルパンを読んだ後は、
ポーやエラリー・クイーンか。
渋好みはG.K.チェスタトンとか。
たぶん何作かは読んだことはあるが、覚えていない。
個人的に、日本のミステリー作家やSF作家のアンソロジーで
温故知新しているのだから、
海外編もあるだろと、この一冊から読みだす。
だって7編をチョイスして新訳だもの。


ミステリー小説やホラー小説の始祖とか言われている、ポー。
作品よりも文学史的見地からの方が価値があるのか。
始祖とか謳われている作品は
今読むと、おうおうにして、読むのがつらいものとかがあるけど、
違った。
再読、ほとんど初読に近いが。
『黄金虫』は、謎解きものの始祖だが、SFジュブナイルの始祖でもある。
『メールシュトレームの大渦』は、ウィリアム・ブレイクの宗教画の一枚のようで。
編訳者解説によると『白鯨』にも繫がっているようだし。
『アッシャー家の崩壊』は、人格崩壊が家まで崩壊するという話。
でも、少女漫画の一分野の先駆け的な気がして。
ウィリアム・ウィルソン』は、インテリアメリカ人の英国憧れ病とでも言うのか。
影に怯える図式はスティーブン・キング村上春樹にも繫がっているし。

エドガー・アラン・ポーからノペンネーム、江戸川乱歩は有名だけど、
ポーの一族』のエドガーとアランも、そうだったのかと
今頃気づく。

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