濡れる街角

特捜部Q ―キジ殺し― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕

特捜部Q ―キジ殺し― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕


修正原稿を送って自転車で買い物へ。
行きは小雨だったが、店の駐輪場へ向かうときは、
結構な降り。
薄手のフーデッドレインパーカーじゃダメだった。
戻ってオンにしてある浴室乾燥機へ
濡れたものを追加で干す。

『特捜部Q キジ殺し』ユッシ・エーズラ・オールスン著を読んだ。
シリーズ第二作目。
今度は、変人女性アシスタントが加入して三人組で未解決事件に挑む。
邪悪な心を持ったハイソなお坊ちゃんたちが、
しでかした口をつぐんでいる事件。
彼らはそれぞれに名士となっている。
キーとなるのはホームレスの女性。
それは世を忍ぶ仮の姿。
ほんとは、魅力的な女性。
ツンデレサイコキラー
というと陳腐というか大時代めいた設定かと思うが、
冴える作者のペン、筆、キーボード。
コペンハーゲン警察上層部は、
特捜部Qをつくったことを後悔しているのでは、
と思えるほど、突っ走る面々。

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