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あばれるクン


さて問題です。なんと読むでしょう。
「穴好人」
チッチッチッ。

正解は、アナーキスト
出所を忘れてしまった。漫画のような気もするのだが。

『現代暴力論』栗原康著を読んだ。
作者は、大学の非常勤講師。
いわゆる高学歴難民層にカテゴライズされる人なのだろう。
アナキズム研究者」ゆえ、
幸徳秋水大杉栄伊藤野枝辻潤らの思想や行動にふれ、
それを現代に応用できないかと思案する。

通常この手の本は、ジャーゴンだらけの持って回った言い回しが
多いのだが、語りおろしのよう。
原発問題、恋愛問題、テロリズムなどを
歯に衣着せぬと言うのか、本音チックに述べていく。
この過剰ぶりは、なんなんだ。
小さいときから、「ケンカはダメよ」「暴力は野蛮よ」
「話せばわかる」「多数決で決まったから」とか
ぼくたちは刷り込まれて育てられた。
でも、このニッチもサッチもいかない現況下では、
あばれろと。言いたいことは言えと。デモれと。
アジビラか。立て看か。そんなノリ。
はまる人には、はまる本。

暴力礼賛か。
ルソーの「野生に帰れ」と一緒で誤解を招くかもしれないが。

バクーニンについて書かれた部分がひかれた。

バクーニンは、マルクスとインターナショナルの基本方針を
めぐって、論争することになった。―略―マルクスが、とくに
工場労働者のための中央集権的な国家をつくろうとしていたのに
たいし、バクーニンは、国家そのものを廃絶しようとしていた。」

 


前者は共産主義国家と形になったが、崩壊した。
後者は無政府、非政府。

なぜか小谷野敦の『もてない男』を読んだときに似ていと思った。

期待はしないが参院選投票に行く。
投票所はいつものように高齢者が多かったが、
赤ちゃんを連れた家族もちらほら。
ティーンはいなかった。

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