イヒヒ

大いなる不満 (新潮クレスト・ブックス)

大いなる不満 (新潮クレスト・ブックス)


YouTubeで『漫勉』第2シリーズの萩尾望都五十嵐大介を見る。
コピーの裏紙にエドワード・ゴーリーの模写をしてみる。
すぐ感化される。

行き帰りの電車の中で
『大いなる不満』セス・フリード著を読む。
裏表紙の推薦の辞で柴田元幸がこう書いている。

「リアリズム一辺倒に思えた20世紀末とはうって変わって、
今日の若手アメリカ作家たちは、いとも簡単に幻想・奇想に
入り込んでいく」

 

 

確かに風変わりな味わいの短編が並んでいて、
守備範囲の広さは感じる。
『微小生物集』がイチ押し。微笑させられた。

twitterで#微小生物で
空想の微小生物を募ったら、結構面白いのが
集まるかも。
チャワンムシ、テントウムシ
ハイタツチュウ、ロチュウとか。
思いつきなんでロクな例だけど。

クレスト・ブックスシリーズの中では
異彩を放っているかもしれないが、
ハヤカワ文庫SFの一冊だったら、どうだろうなと。
意地悪く微笑。イヒヒ。

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