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仮想国風景

企画を考えながら
TBSラジオ「SOUND AVENUE 905」康陽レディオショーを
幾度となく聞く。

今年は

「FPM20周年、ピチカートV30周年、シュガーベイブ40周年、
ザ・スパイダース50周年」

で、まさかのザ・スパイダース特集。
次々と聴くとスパイダースの音楽の
なんて言えばいいいんだろう、センスの良さ、
ま、ムッシュのセンスの良さ
なんだけど、バンドとしてのうまさを改めて知る。
カッペちゃんのベース、井上孝之のギター、大野克夫のオルガンが
カッコいいこと。

スパイダースのわずか10年後がシュガーベイブか。
で、その10年後がピチカートV。
レコードからCDに変った頃。
「ニッポン戦後サブカルチャー史」に3があるならば、
この流れで1本番組ができる。

『火葬国風景』海野十三 著 日下三蔵 編を読む。
パロディで『仮想国風景』というタイトルのみ思いつく。
『獏鸚 名探偵帆村荘六の事件簿』が同作者のミステリーを束ねたもので、
本作はSFに括られる作品を束ねたもの。
裏表紙に「科学的奇想に満ちた作品」とあるが、
フェティッシュぽいのや、猟奇ぽいのや、幻想ぽいのや
いろんな風味が愉しめる。
海野十三と聞くと、高齢者の本好きは、
ジュブナイル、懐かしい。子どもの頃、夢中になったそうだ。
いわゆるガキ向けSF作家という印象だそうで、
編者は、それを否定するために短篇をチョイスしたのかも。
たとえば筒井康隆が『時をかける少女』だけの作家とは、
思わないよね。
手を変え品を変えた「奇想」には、びっくらぽん、させられる。
図書館に海野十三全集を発見せり。
一冊にまとまった評伝とかはないんだろうか。

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