ハロウィン ヘタウマ カフカ


それなりに悩んだコピー案を送る。
渋谷での夜の作業を終えると、
ちらほらハロウィンのコスプレの姿が。
メイド、ゾンビ、ピカチュウ、幼稚園児などなど。
アメリカのゾンビパーティみたいに
スクランブル交差点で銃を乱射するヤツはいない。
道玄坂を上ったラブホテル街。
コスプレ割引でその夜、ベッドで乱射。
おっと、下ネタだぜ。
実際に、コスプレ割引しているラブホテルが
あるかどうかは未確認。

録画しておいたニッポン戦後サブカルチャー史2 

第5回 『ヘタウマって何だ?』を見る。
講師は都築響一
久しぶりに湯村輝彦画伯の絵を見る。
好きだったんだ、高校時代『メンズクラブ』に載っていた

ウェルジンというジーンズの広告。
イラストレーションが湯村輝彦で、コピーが糸井重里
ヘタウマやバッドチューニング。

カフカ式練習帳』保坂和志著を読む。
ヴァルター・ベンヤミンの『パサージュ論』をイメージさせる断片集。
違うか。
『パサージュ論』は、パリという大括弧で一括りにできるが、
この本はもっと自由奔放。
ミュージシャンでいうところのデモ音源。
カレーなら調理する前にさまざまに並んだ香辛料の類。
会津山都町の名物水蕎麦かも。
ちなみに、手打ちのそばを湧き水で食すもの。
小説はストーリーを追うもの、
ミステリーなら犯人を見つけて謎を明かすもの。
てなテンプレートに馴化された読者諸君、
そればっかじゃないよ、読む愉しみは。
あ、フリージャズの即興とか、
ブログみたいな感じ。
だから、きちんと1ページ目から読むことはない。
好きなところを適当に読んでもいい。
ぱっと開いたところを読んで
面白かったら、ラッキー!とか占い的な読み方もあり。
この先、眠れない夜に、何度となく読むことになりそうだ。

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