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多数決を疑う


『多数決を疑う』坂井豊貴著を読む。

多数決を経験するのは、いつだろう。
幼稚園、保育園、小学校低学年。
多数決を刷り込まれて大人になる。
でも、それに、違和感を覚えたことはあるはず。
もっと良い方法はないのかと思ったことはあるはず。
ぼくも、好きではなかったなあ。
だから、フリーランス稼業というかフリーター暮らしを
しているのかもね。

「多数決のもとで有権者は、自分の判断のうちごく一部に
過ぎない「どの候補者を一番に支持するか」しか表明できない。
二番や三番への意思表明は一切できないわけだ。だから
勝つのは「一番」を最も多く集めた候補者である。
そのような候補者は広い層の支持を受けたものとは限らない」

 

「一票一揆」にならない。

「数の論理」とか「民意の反映」とか
踏んぞりかえって、なんでもかんでも自分の意のままに
猛スピードで進めようとしているが、これは、違うと。


「二番や三番への意思表明」を活かされた「ルール」は
ないのか。作者は、さまざまな選択肢を挙げ、
「ボルダルール」を
推している。

「選択肢が三つだとしたら、1位には3点、2位には2点、
3位には1点というように加点をして、その総和(ボルダ得点)で
全体の順序を決めるやり方である」


現在の衆議院選挙制度で採用されている小選挙区比例代表並立制
だと、なんか大勝ちと大負け、オセロゲームみたいで
納得いかないし。

スロヴェニアのように国政選挙でボルダルールを使っている
国もある」

 

小国だからできるんだなどというんだろうな。

身近なボルダルールの例としては

FIFAワールドカップサッカーの予選トーナメントは
4チームを総当たり戦にして「勝利は3点、引き分けは1点、
負けは0点」と加点する」

 

ルソーの一般意思が出て来て、思考停止状態になって
原稿を寝かせてみた。

いまの政治は「代表民主制」だが、「直接民主制」も、
かようにネットやSNSが普及するとあり!じゃないだろうか。
作者は、「小平市都道328号線問題」を例に挙げ、
住民投票の可能性を検証する。
ま、結果は、「行政側の暴挙」で、ノーコンテスト
されてしまったが。

「代表民主制」による政治が機能不全、制度疲労状態にあるならば、
何か時代に即した「直接民主制」が求められている。

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