リリック、短歌、コピー

暑いんで、ちょいエロ路線で。


「体だけさ それが目当てなんだ 悪いかい? 
花環を食い散らかしてみたいんだ 今にも 
外れやすそうな蝶つがいのようだ 僕らは 
仮そめに馴れ初めるんだ 恋は 

あたためられた歯 
アァ、乳房の勾配 
歪むシンメトリー はにかむ闇 
アァ、真紅の耳朶(みみたぶ) 
ホクロは蒼く 嘘は白く 

恥知らずな漲り(みなぎり) のど笛も鳴るよ 」

『乳房の勾配』
作詞:堀込高樹 作曲:冨田恵一  
performed by キリンジ より

 

 

北園克衛っぽいか、西脇順三郎っぽいか。
生身の肉体よりも彫像をイメージする。

 


「人妻の乳首の紅のにごりゆく夜のさみだれの寝ぐるしさかな」

「救済を願う時」『吉岡実散文抄』より

 

吉岡実が本格的に詩を書く前に俳句や短歌をつくっていたとは
知らなかった。
確か自分の詩を言葉の彫刻と譬えていたが、
この歌にもその片りんが見える。

 


「若いからとがってる」

日暮真三


これは、うろ覚え。激写で一世を風靡した雑誌『GORO』の中づり広告の
キャッチコピー。百恵ちゃんのスクール水着のビジュアルに
このキャッチコピーがついていたと記憶している。
感性も肉体も何かもがとがっている。それが、若さ。
障子はおろか襖さえも破らんばかり。

イッジョー(by厚切りジェイソン)

 

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