妖気ぐらし

 

音声データ起こし中。
確定申告も準備しないと。
零細コピーライターには
アベノミクスのアの字も、来ないときたもんだ。

移動の合間に、こっそり、
『菊燈台』澁澤龍彦著・山口晃絵を読む。
これは、ちょっと前の朝日新聞の読書欄あたりで
おすすめ幻想小説でリコメンドされていたもの。
知りませんでした。
晩年の澁澤の小説に、山口の素晴らしい挿画。
物語と絵のがっぷり四つ。
まず物語をざっと読んで、絵を見る。妖しさにうっとり。
もう一度じっくり読んで、じっくり眺める。妖しさにうっとり。
今様大和絵とでもいうのか。
どことなくなぜかGoogle Earthの景観や
イスラム国のプロパガンダ映像を思いついた。
人間椅子だの、女性の裸体を器に見立てた女体盛りなどが
あるが、燈台か。エロティックでフェティッシュ。

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