- 作者: ギュスターヴ・フローベール,山田ジャク
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/09/04
- メディア: 文庫
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イスラム国って死ね死ね団みたいだ。
モザイクかかる前の画像を見たもんで
ますます鬱気味。
原稿を書かないといけないのになあ。
長らく借りていた獅子文六全集の一冊。
随筆をまとめた巻で、
慶応幼稚舎同窓生にフランス文学者の山田殊樹が
いたことを知る。
獅子文六の父親と福沢諭吉は、大分・中津出身だそうだ。
その子息である山田爵訳、フローベールの『感情教育』(上)(下)を読んだ。
二月革命あたりのイケメン青年の恋模様。
そこにパリの文化や世相、流行の風俗などがからむ。
確かに「現代小説」の枠組みはできている。
二月革命あたりの『なんとなくクリスタル』かと思うと腑に落ちた。
『ペログリ日記』の方かな。
江戸落語の名人の語り口調のような訳。
二人は後年再開するシーンで大団円となる。
ウォーの『ブライズヘッドふたたび』などでは、
冒頭に現在のシーン、で回想していくというのがお約束だけど。