パウル・ツェランと石原吉郎

パウル・ツェランと石原吉郎

詩は死であり、屍であり、私であり、
思であり、視であり、刺であり、諮であり、
史であり、刺でもある。

移動中、パウル・ツェランの詩を読んでいる。
なんといっても飯吉光夫の訳が素晴らしい。
パウル・ツェラン石原吉郎には、通じるものがある。
収容所、ジェノサイド、戦争…。
そしたら、こんな本があって読んだ。
パウル・ツェラン石原吉郎』冨岡悦子著。
よくまとまった比較詩論。
どちらかに興味があるなら、最初に読むことをお奨めする。
もう少し哲学・倫理学。宗教学にベクトルを合わせると、
レヴィナスが浮かび上がる。
レヴィナスの「し」は「師」か。

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