- 作者: 獅子文六
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/04/09
- メディア: 文庫
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って埼玉銘菓十万石饅頭のコピーじゃなくって。
獅子文六の『てんやわんや』。
読もう読もうと思っていたが、
いざ読み出すとあっという間に読んでしまった。
戦後の混乱期、カリスマ経営者のポチだった優柔不断な主人公が、
ボスの命により四国へ行く。
東京から四国へ渡ってのカルチャーショックを描いたのは
夏目漱石の『坊ちゃん』だが、
こっちは、いい意味でのカルチャーショック。
『コーヒーと恋愛』でもそうだったが、
女性キャラが魅力的。その書き分けが達者すなあ。
隅々まで粋で。
クドカンあたりにリメイクしてもらったら、
いや、しなくても、十分その面白さは通じる。
いつもの仕事で打ち合わせに行くと、
追加の新規の仕事をいただく。
ありがたい。
ありがたいと言えば、連休明け、営業に行けることになった。
昨日の夜、渋谷で、ウサギちゃんスタイルの女子3人組を見た。
今日は、なんだろ、ゾンビっぽい男子がホームを歩いていた。
『不思議の国のアリス』キャラっぽいカップルもいたな。
子どもが小さい頃、ハロウィンで浮かれていた、
虫の居所でも悪かったのか、
「うちは仏教徒だ!花祭りの日に甘茶を死ぬほどかけてやる!」
と怒鳴ったら、ギャン泣きされた。