ギャルと不思議ちゃん論

ギャルと不思議ちゃん論: 女の子たちの三十年戦争

ギャルと不思議ちゃん論: 女の子たちの三十年戦争

『ギャルと不思議ちゃん論 女の子たちの三十年戦争松谷創一郎著を読む。
女子を考現学的に取り上げた本。
コギャルから女子大生ブーム、女子高生ブームにはじまって
不思議ちゃん、ガングロなどなどその発生や生態を考察している。
彼女たちは、闘いながら生き延びてきたという。
進化ではなく変化しながら。
すでに歴史化されてしまったことを、
あえて作者は再び「検証するため」、かつての同級生や取材などの、
個人的体験に基づいて述べている。
各論ではなく総論で女子を串刺しにしたかったようだ。
最近では山ガールだの、腐女子だのと言われているが、
これもネーミングがあったほうが、括りやすいからなのだろう。
そうそう、『ヒップホップの詩人たち』都築響一著の読後感ときわめて似ている。


2月に取材・原稿をまとめたものが、
アップされた。
日立ソリューションズ情報セキュリティブログ
安田浩氏に聞く 「情報セキュリティの今までとこれから」 ―インターネット・リテラシーの本質とは―(後編)


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