ジャニーかジョニーか

ジャニ研!: ジャニーズ文化論

ジャニ研!: ジャニーズ文化論

すぐに散ると思った桜が、このところの低めの気温で
開花を保っていたが、もう、散り際。
風に舞う桜の花びらは、いいものだ。


仕事の本を読みながら、
『ジャニ研!  ジャニーズ文化論』
大谷能生速水健朗・矢野利裕著を読む。
「ジャニーズができて半世紀」だそうだ。
さすがにジャニーズは、記憶が定かじゃないが、
郷ひろみとタメ年のぼくは、
フォーリーブス以降は、なんとなくリアルタイムで知っている。
郷ひろみのベストアルバムとsmapの初期のCDは、
一時期のマストアイテムだった。


アメリカナイゼーション
第二次世界大戦で日本がアメリカからもらったものは、
民主主義と自由だといわれるが、
ジャニーズのルーツも、そこらしい。
ロサンゼルス生まれの日系人、ジャニー喜多川
アメリカと日本、二つの祖国を持った
アンビバレントな感情、関係。
もっとも、この本は、そんな堅苦しい部分もふまえてはいるが、
楽しく、肩の凝らない当世風のサブカル談義に徹している。


その時代時代にアイドルを輩出してきたジャニーズだが、
原石を見抜く目と一見ダサいと思われるが、
売れるとそうは思えないグループのネーミングのセンスは、
さすがに、すごいと素直に思える。
いまを時めくEXILEとの比較もなるほどと思える。
EXILEは、スマートなベンチャー企業だとすると、
ジャニーズは、ジャニー喜多川の個人商店。


あまり関係ないが、ジャニーはジョニーとスペルが同じ。
ネイティブな発音だとジャニーなのだろうか。


2月に取材・原稿をまとめたものが、
アップされた。
日立ソリューションズ情報セキュリティブログ
安田浩氏に聞く 「情報セキュリティの今までとこれから」 ―インターネット・リテラシーの本質とは―(後編)


人気blogランキングへ