生ける屍の死

生ける屍の死 (創元推理文庫)

生ける屍の死 (創元推理文庫)

 

 

PRマンガのシナリオ、ほぼ完成する。

ま、こんなもんでしょ。

 

『生ける屍の死』山口雅也著を読む。

かつて同著者の『ミステリーズ』を中途で放り投げたが、

そんなことはなかった。

死んでいるのに生きているゾンビ探偵。

ゾンビものは大抵好きだが、しかし、このバタ臭さはなんだ。

この博覧強記ぶりはなんだ。

ピーター・ストラウブあたりにもつながるある種の貴族趣味、回顧趣味というのか。

 

堤清二の死について書かれた元コピーライター糸井重里の一文が鋭い。

 

 

「「元」がなくても、イメージはある‥‥という時代が、

  ほんとうにやってきているような気がしている。

  これが、デジタルということなのかもしれない。」

 

 

 

セゾングループから引退した氏もまた

『生ける屍の死』じゃなかったろうか。

ほぼ日刊イトイ新聞 - 昨日の「今日のダーリン」

 

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