ダン・シャーリー

 

昨日の朝日新聞朝刊に出ていた取材記事。

耕論)生き直すために 小田嶋隆さん、中井政嗣さん

「遠回りが近道なのか、近道が遠回りなのか。人生の成功と転落は紙一重。考え方次第だったりもするが、どん底に落ちても、時間を巻き戻すことはできない。人生はやり直せるのだろうか。やり直しとどう向き合えばいいのだろうか。 ■何かを捨てることから始まる やり直した人、コラムニスト・小田嶋隆さん」

アルコール依存症を克服した小田嶋隆
考えさせられた。

捨てる、諦める、別れる。人生のダンミツならぬ断捨離。
赤毛のアンは、アン・シャーリー
できそうでできない。

ぼくら世代だとバブルの恩恵を受けて30代の年収がピークで
あとは、ロングテールのグラフの尻尾の部分。ほんとに長い尻尾。
すなわちジリ貧状態の人が、おそらくゴロゴロいる。
羽振りの良かった人ほど、再来を焦がれていることだろう。
「あの頃は良かった」。


とかく人は、過去を美化したがる。
思い出として自分の胸にしまっておけばよいが、
いいときと比較して、安い仕事についキレたりもした。
プライドじゃ飯は喰えないと
つくり笑顔で引き受けたものの、
0の数が平気で違っていたりする。

使い捨ての100円ライターとライターをかけて自虐ネタにしていたが、
いまはデフレで1円ライターとか。
戦前じゃないよね。
でも、この頃は、平気になって原稿を書いている。

あとは、自分も含めてダメなヤツが何人集まっても、
会社組織としては機能しないということも。

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