書くこと、ロラン・バルトについて―エッセイ集 1/文学・映画・絵画 (エッセイ集 1 文学・映画・絵画)
- 作者: スーザン・ソンタグ,富山太佳夫
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2009/09/09
- メディア: 単行本
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『資本論のブルース』大城晋
かつてのジョージ秋山の漫画を彷彿とさせるエグさ。
栗原類クンなら面白がってくれるかも。
『書くこと、ロラン・バルトについて』スーザン・ソンタグ著を
ちびちび読んでいる。
「『文学は燐の輝きに似ている』と、彼は1935年の最初の本
『零度のエクリチュール』の中で書いている。−略−
バルトの考えでは、文学はもう死後の事象なのだ。
彼の仕事は強烈なまぶしさをひとつの基準として肯定するが、
それは、さまざまの意味で、最後の言葉を手にしたと信じている
時代文化のひとつの到達目標に他ならない」
文学などを扱っても、かくも硬質、かくも鋭敏。
彼女が生きていたら3.11の原発事故などへどのような意見を述べたのだろうか。