ヒサン

母子寮前

母子寮前

午前中、図書館へ返却と貸出。
駒沢公園を自転車で抜けると、梅林コーナーが
いい匂いをさせて白、紅、薄桃色と鮮やかに開花していた。
午後、新しく始める仕事用の住民票を取りに行く。
帰りに西友でキャットフードを買う。
で、書類記入。判子をつく。
いくつになってもヘタ。
ファンヒーターをつけろと猫が催促。
夏はクソ暑く、冬はクソ寒く、
これから花粉もハンパなく飛散するつーじゃないの。悲惨。


『母子寮前』小谷野敦著を読む。
昭和一桁世代の親を持っているなら、深く共感できる。
老後になっても絶対権を持つ父親と堪え忍ぶ母親という図式。
ああ、俺んちもだよと思う。
同じ作者の『童貞放浪記』は、高学歴低収入。
院は出たけれど、いわゆる象牙の塔に居残るには、
才能よりも処世術が求められるようで、
その葛藤に感じ入った。


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