昨日、広告会社フィッシュオールへ
ワインをもらいにいく。何年ぶりだろう。
社長は元気そうだった。忙しそうなので、短い立ち話をしてオフィスを出る。
ワインは、ヴェレノージ・ロッソ・ピチェーノ・ウサギラベルだそうだ。
その足で渋谷並木橋へ。
- 作者: 高平哲郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/08
- メディア: 単行本
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車中『今夜は最高な日々』高平哲郎著を読む。
おなじみのフレーズ。晶文社かと思ったら新潮社。
かつてタモリがメインホストで『今夜は最高』という人気バラエティがあった。
それを核にしてTV、舞台、ショーから出版・編集まで
作者が手がけてきた仕事のお話。
当時はまだぼくにとってビデオデッキは高嶺の花で、
土曜日飲んでいても『今夜は最高』が始まる午後11時までには
アパートに帰るようにしていたのは、
ぼくだけじゃないだろう。それほど人気があった。
YouTubeにアップされていたので、見本で紹介。
最高TVタモリ 広川太一郎 篠ひろ子 1983年
時間も予算も潤沢だったし、
マニアックというのか制作サイドの好き勝手ぶりがウケていた
TVにとっては黄金期の末期あたりに位置する番組なのだろう。
ジャズ、落語、洋画などのソース(ネタ元、パクリ元)は、
もはや古典芸能の領域か。
YouTubeで何本か見てみたが、やはりギャグやパロディの劣化は否めない。
それにしても驚くのは、タモリのスタンスが不動ということだ。
ドラッカーと一緒で「時代の観察者(ウォッチャー)」というスタンスが。