タウリン3,000mg

知についての三つの対話 (ちくま学芸文庫)

知についての三つの対話 (ちくま学芸文庫)


何だかあわただしい。
バテ気味なので薬局で買い求めた
タウリン3,000mg配合ドリンク剤をゴキュッと飲む。
気休めだけど、ちったあ元気になったかも。


『知とは何か 三つの対話』ファイヤアーベント著を
ちびちび読んでいる。
プラトンの対話篇に倣ったスタイル。
高橋昌一郎の現代新書の本のもとネタって感じ。
ほら、なんたってプラトンは、話し言葉>書き言葉の人だし。
ディアレクティークは、弁証法を意味するが、
元を辿れば、対話も意味するしね。
ファイヤアーベント、魅力的。例えば、こんなとこ。

ポパー流の方法で説明できるものが科学史の興味深い事例のなかに
一つでもあったらお目にかかりたいし、科学をきちんとしたバランスの
なかに位置づけるという真摯な試みもまるでない。
この「哲学」なるものは、要するに、科学の忠実なしかし
まるで鈍重な番犬に過ぎない。
ちょうど一時期の哲学が神学の忠実なしかし
およそ鈍重な番犬だったのにそっくりだ」


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