- 作者: ポール・K.ファイヤアーベント,Paul K. Feyerabend,村上陽一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/07
- メディア: 文庫
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何だかあわただしい。
バテ気味なので薬局で買い求めた
タウリン3,000mg配合ドリンク剤をゴキュッと飲む。
気休めだけど、ちったあ元気になったかも。
『知とは何か 三つの対話』ファイヤアーベント著を
ちびちび読んでいる。
プラトンの対話篇に倣ったスタイル。
高橋昌一郎の現代新書の本のもとネタって感じ。
ほら、なんたってプラトンは、話し言葉>書き言葉の人だし。
ディアレクティークは、弁証法を意味するが、
元を辿れば、対話も意味するしね。
ファイヤアーベント、魅力的。例えば、こんなとこ。
「ポパー流の方法で説明できるものが科学史の興味深い事例のなかに
一つでもあったらお目にかかりたいし、科学をきちんとしたバランスの
なかに位置づけるという真摯な試みもまるでない。
この「哲学」なるものは、要するに、科学の忠実なしかし
まるで鈍重な番犬に過ぎない。
ちょうど一時期の哲学が神学の忠実なしかし
およそ鈍重な番犬だったのにそっくりだ」