- 作者: 山尾悠子
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2010/02/25
- メディア: 単行本
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さて、この先の仕事の目途をどうしようかと思いつつ
ダメ元で営業メールを出す日々。
そしたらまだ確定じゃないけど、
ひょっとすると依頼するかもといううれしいリプライあり。
一人じゃ質量、スピードともにきついんで
正式に決まったらヘルプを頼まなきゃ。
で、今朝、ようやくレギュラーの仕事が動くとTEL&メールあり。
こちらもいつもより遅れ気味でスタートだが、納期は動かないのだろう。
『歪み真珠』山尾悠子著を一日一篇づつ読む。
歪み真珠って確かバロックだよなと検索したら、
バロック真珠というのがあるそうな。
通常の真珠は真ん丸が良しとされているが、
歪み真珠は、その歪み具合が珍重されているとか。
作者らしい表題。美麗な装丁は、文学少女の愛蔵となるのだろう。
短篇、断片。少ない言葉なのに、そのイメージの豊穣たること。
最初の『ゴロゴンゾーラ大王あるいは草の冠』は、
ティム・バートンかテリー・ギリアムに映像化してもらいたいとか、
収められた作品をもとに、音楽をつけたら、
いやモダンダンスにしたらどうなるだろうなど、勝手に想像して悦に入る。