一転

文学の器

昨日の肌寒さが一転して今日は暑い。
台風は民主台風とでも名づけようか。
各ＴＶ局の出口調査によるフライング気味の当確情報は、
見る方にとっては興醒めかも。
小泉チルドレンが落ちて、
次回は小沢チルドレンが落ちたりして。

『文学の器』坂本忠雄著を読了。
新潮社の名編集者・編集長だった作者と作家たちの鼎談形式で
有名・無名（一般的に）問わず
過去の名作を掘り起こすという試みなのだが、
それが読んでいて楽しい。読書冥利に尽きるのだ。
現役の作家の読み方と編集者としていわば黒子的、
裸の作家を知っていた作者のエピソードが絶妙に絡みあっている。
各回の原稿のまとめ方もとてもうまい。
取り上げる本が、原則、文庫本という配慮も憎いね。
ここから、読みたくなった本を読むことにする。
音楽で言うところの名盤コレクションか。
こういうのに弱いんだ。

ここでちょっとお知らせ。
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丸山和也(弁護士)×原江里菜(プロゴルファー) 毎月更新6回シリーズの
1回目がアップされている。構成&ライティングを担当。

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