図解やさしくわかるインサイトマーケティング (Series Marketing)
- 作者: 波田浩之,大松孝弘,宇佐美清
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2006/09/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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比喩として冬の寒い日を冷蔵庫(冷凍庫?)の中にいるような。とか、言うけど、
今日のこの熱さは、オーブンの中にいる、ドライヤーの中にいる。
砂漠に放置プレイ。とでも言えばいいのだろうか。
仕事ネタ本で『図解〈やさしくわかる〉インサイトマーケティング』
大松孝弘/宇佐美清/波田浩之著を読み、
プライベートで江戸川乱歩の『陰獣』などを読むって、濫読、分裂気味かも。
でも、いいんです。
インサイトはホンダのクルマのネーミングでもあるんだけど、
この場合は「コンシューマー(消費者)インサイト」。
一般的にインサイトと言うと生活者の本音をいうらしく、
「生活者のホンネの把握」レベルらしいんだけど、
さらに踏み込んだ「深層心理・無意識レベル」まで掘り下げたものを言いたいと。
フロイトかよ。
「なんとなく、いい感じ」など、この「なんとなく」が実は大事だと。
で、「この鍵となるものが、インサイト」なのだそうだ。
この「インサイトを発見するには」従来のインタビューでなく
「デプスインタビュー」が有効だそうで。
インサイトが発見されれば、ぶれることなくマーケティングや
クリエイティブに活用できるそうだ。
ひと昔前のコンセプトと似て非なるものなのか。
インサイト童貞のぼくとしては、やはり違いがよくわからない。
よくわからないが、話題になったキットカットのキャンペーンなどを
見ると、インサイトが核になると、かなり独創性の高いピンポイントなクリエイティブが
展開できそうだというのは、なんとなくわかる。
「キットメール」、カンヌグランプリで日本のメディアは変わるか?
『サブリミナル・インパクト 情動と潜在認知の現代』下條信輔著のエントリーともつながるし、ま、暗黙知って話にもなる。
読みながら、「!」と「?」が半分半分。