イッショウケンメイ

ナガオカケンメイのやりかた

ナガオカケンメイのやりかた

昨日は、起業した友人と渋谷のオフィスに再び間借りを
はじめた友人を訪ねる。
貸主の会社名と代表者に見覚えがある。
やっぱり、ぼくが新人のとき、原稿を見てもらいに通っていた
会社の社長だった。師匠の師匠、大師匠。
ほぼ30年ぶりか。あわてて挨拶する。


世間話からギョーカイ話まで。
興味深かったのは、マンションなどの物件広告は、
チラシとWebが効くということ。
とはいえ、はじめにWebありきじゃない。
メディアを何と何を組み合わせれば、クロスメディアすればいいのか。
そこがクリエイターの腕の見せ所のようだ。
おまかせの寿司屋みたいに。しかし、予算はなかなかシブいのだ。
友だちの奥さんは、新聞は読まず、まず、パソコンを立ち上げ、
ネットからニュースから芸能ネタまで拾うそうだ。
それとてソースは新聞なのに。と内心思う。
ともかく人に会う。ってことが、営業の原点。
会うよりも魅力的な企画のタマを編集者にお見舞いするのが、
ライターの営業の原点。かも。
がんばってる。感心する。おいおい、感心してる場合じゃないぞ。


ナガオカケンメイのやりかた』ナガオカケンメイ著を
行き帰りの電車の中で読む。
仕事、会社、生き方などなど感銘を受ける。勇気づけられる。
就活の小手先のテクニック本など読まないで、この本を熟読すべし。
デザイナーでありながら、ショップ、カフェ、オンラインショップなど
を展開している作者。
風上から川下まで見渡せる見識は、ぶれていない。

「「ロングライフ」とは、「なくならない」ということとも訳せる」

「デザイナーは「ものを作らないと」商売として成立しない。
しかし、「考えてデザインしないと」何かを「なくなる」ことに
追いやっている、ということが言いたかったのです」

うちからだと九品仏のショップがいちばん近いのか。
作者の日記はブログで最新版を読むことができる。
ナガオカ日記
しかし、まとめて好きなところで読むには、本がいい。


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