台風クラクラブ

眼と太陽

眼と太陽

昨日は、夕方から築地で打ち合わせ。
築地は久しぶり。
新規の仕事はうれしいが、
時間と量の勝負になるような、あ、それなりの質もか。


『眼と太陽』磯崎憲一郎著を読む。
そんなに長くないんで、地下鉄の往復などで
あらかた読んでしまう。
会話も少なく、改行も少なく、モノローグが続く。
舞台はアメリカなんだけど、
ハリボテかCGでこさえたような街並みや風景。
アメリカ女性との恋愛だけど、
かつての作家が書いてアイデンティだの、
人種や文化の差異などは、出て来ず、
ひたすら主人公の眼が捉えるものを読み進む。
ドキュメンタリー映像のようなもの。
でもなぜか、読んでいて心地よい。
行間を読め。空気を読め。と、いうことなのだろう。


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