煙る夕間暮れ

フライング・ブックス―本とことばと音楽の交差点

フライング・ブックス―本とことばと音楽の交差点

昨日は旧友(正しくは旧友夫婦)との飲み会で渋谷へ。
雷雨後の渋谷は、いつにもまして湿度が高い。
夕暮れ時、再開発でおしゃれな街になったり、
店も随分様変わりしたようだが、
焼鳥の煙とたれのいい匂い。働く男のタバコの煙とニオイが、
あたり一面に立ち込め、既視感にとらわれる。


飲み会まで時間があるので前から覗きたかった
渋谷古書センター2階にあるフライング・ブックスへ
ここは、山岳関係の書籍などが専門だったはず。
なかなかのおしゃれ。欧米というよりも欧の古書店を彷彿とさせる佇まい。
東西の美術書、ビートニク、ドラッグなどのサブカル本、
現代詩などが揃っている。ジャン・コクトー全集も。
古書店よりも好事家の蔵書、書斎に迷い込んだ感じ。
CDの発売やライブも行っている。
ちなみに、懐かしの緑の犀のマーク(晶文社)の『奇妙な果実』が1000円。
大橋歩が表紙を描いていたペーパーバックサイズの『宝島』が1000円と、
なかなか良心的な値段だ。


『ブランド進化論』山田敦郎著、読了。
『ドット・コム・ラヴァーズ』吉原真理著を読む。


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