- 作者: 大竹文雄
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/01
- メディア: 新書
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東京の夏、熱帯夜の夏。
サマータイムよりシエスタの導入を望む。
カフェでシエスタするなら、どのカフェ?
シエスターバックスカフェ。ちと、苦しい。
自主的には、導入済みなのだが。
動きの悪い脳細胞にムチうちながら、直しや原稿の作成をする。
『こんなに使える経済学』大竹文雄編を読む。
さまざまな身近なテーマを経済学という物差しで解明していく。
短い文章なので、暑いときには読みやすくてよい。あとがきで、
「経済学は、制度設計や政策を決定しなければならない時に、
無視をしてはいけないポイントを教えてくれて、
大きな間違いを防いでくれるという意味で役に立つ。
中でも、因果関係をきちんと考えることと、
人々のインセンティブを無視してはだめだということが、
経済学の考え方で最も重要だ」
ともすると、数字でドラスティックにばっさりやるのが、
経済学というイメージがつきものだが、
「人々のインセンティブを無視してはだめ」
このあたりが、キーなんだろうね。
労働者の自分へのインセンティブは、冷えた生ビールか。