三年連用日記

金曜深夜。手持ちぶさたになって、書棚から古い三年連用当用日記を
引っ張り出して、それを肴にスコッチを飲む。
パソコンをオンにしなくてもすぐに読めるのが、紙のいいところで。
Weblogに移行するまで大学ノートに日記のような雑記のようなものを付けていた。
いっぺん三年連用当用日記を使いたくて、書き始めた。
動機は子どもが生まれるから。
15年前・14年前・13年前の家族・親族から
世情やギョーカイや受けた仕事などが短く書かれてある。
はいはいしただの、歯が生えただの、子どもの成長ぶりを
イラストで描いてあり、意外と、いい。
昔は良かったなどという気は毛頭ないが、一つだけいわせてもらうなら、
野村監督のもとヤクルトスローズは、この時期、強くて、
ヤクルトファンは、わが世の春を謳歌していた。
神宮球場にも足を運んだし、西武球場にも友人と行き、
日本一の喜びを分かち合った。
机を置かせてもらっていた会社が、ある映像プロデューサーたちのグループと
合体して、新会社をスタートさせる。ぼくも社員となる。中間管理職だった!?
気合ばかりが空回りというのか、案の定、うまくいくはずもなく、
ゴタゴタの中、精一杯、やってみるが、ダメだ、コリャ!ってことになる。
で、フリーを再スタート。現在に至る。
小会社でも大会社でも人間関係、派閥、権力争いの基本構図は、同じだと思う。
そのドロドロぶりをいつか書いてみたいとも思う。


人気blogランキングへ