つづき

昨日のエントリーで『その数学が戦略を決める』イアン・エース著について取り上げたが、
Sugitaroさんからメッセージが来た。言葉足らずだったようなので、補記ってことで。
要は、データマイニングをもう少し上手く活用しようってこと。
確かにそれがドンピシャじゃないことは確か。
でも、購買履歴、恋愛遍歴、犯罪遍歴、レンタル履歴などデータから、
かなりのものが読み取れてしまうのでは。と、思いつつある今日この頃の自分。薄気味悪いが。
で、その道の専門家(プロ、熟練工、玄人)は、自分のキャリアやカンにあぐらをかいてていいのか。
直感の裏付けにデータ解析を。でも、いいように改竄できるけど。
なんだかいつもいっていることと矛盾してるかもしれないが。
この本では、「過去の大量の実績データ」がない場合は、
「無作為抽出テストでデータを作ればいい」と。
選挙の出口調査なんかで知られる無作為抽出法。わずかな人数で選挙の大勢が把握できるわけで。
(たまに、間違えることもあるけれど、人間とて読み違いはある)。
「絶対計算」は、あくまで計算なんで、リスクヘッジなどの最終判断をするのは、
当然、各責任者なり経営者なり、人間だけど。
なんだかコンピュータと名人とのチェス対決みたいな話になってきた。
答になってないなあ。答えられないし。
ともあれ、立ち読みなりしてもらうのがいちばんなんだけど。


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