- 作者: 古川日出男
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/11
- メディア: 単行本
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昨日は雛祭り。ちらし寿司と手づくりギョウザ、焼酎で乾杯して
たねやの和菓子をデザートに。
書店で『宣伝会議』を眺めていたら、知り合いが宣伝会議賞の協賛企業賞をもらっていた。
おめでとう。かつて一緒にお台場のTV局で朝っぱら流れる生CMの原稿を書いていた。
彼は、かなりコンペの入賞率が高いんだけど、
仕事にはつながらないとか、ある年の年賀状に書いてあった。
M-1だったら、即、営業につながるのに。
朝、胸騒ぎがして電話をする。やっぱり。
電話の相手のところで作業は止まっていた。
整理して後日発注するとのこと。来れば、急ぎ。降れば、どしゃ降り。
待ち時間に準備をしなければならないのだが、
1年前にやったことをすっかり忘れている。
『ゴッドスター』古川日出男著をすいすい読了。
この人も既存の小説をぶち壊そうとしているのか、
新しいのが出るたびに、文体が疾走度を増していく。
長い散文詩といった体。あるいは漫画の吹き出し。ラジオCM、ラジオドラマの脚本のよう。
積極的に行っている作者の朗読パフォーマンスも、まるでロッカー並。
youtubeにあったんで貼り付け。
古川日出男 朗読『ゴッドスター』(1/3)@丸善丸の内本店 2007/12/13
書き言葉じゃなく話し言葉。そのせいもあるだろう、スピードがあるのは。
ついでに。どんな文章でも、人に読ませるのであるなら、
いっぺん音読することをおすすめする。
フレーズの長さ、長いと主語が不明瞭になる可能性大、それから
完全に理解しきれないで書いた生煮えのセンテンスなどなど、アラが見えてくる。
気になるニュース。
ユーザーの日記をミクシィが商品化? 新しい利用規約にユーザーの反応は?
ミクシィ村は大騒ぎ?
タダで畑(会員制の)貸してやってんだから、とれた作物は地主のもんずらよ。ってことなのかな。
でもなんか荒っぽい気がする、やり方が。