校閲

午後にFM放送をかけていたら、岸田國士賞の岸田國士(くにお)を「こくし」と呼んでいた。
ナヴィゲーターの女性なら、日本語よりも英語の方が流暢だと思われ、許せるけど、
発言の主は演劇に造詣の深い人のようで、はてさて。
確かに、日本語は、特に固有名詞は難しいけども。
と、まるで校閲みたいだなと笑った。
いつもは、自分が書いた原稿の仮名遣いや統一していない送り、
はたまた根本的な間違いの確認まで、つーか代案まで提示など、
校正時に徹底してやられるのだが、よくもまあそこまでチェックするものだと感心させられつつ、
むかついたり。いい加減な性格のぼくにはつとまらない。
校閲、校正があるかなしかで、その書籍、印刷物などの精度、クオリティは
かなり違ってくる。


『孔雀の羽の目が見てる』蜂飼耳著を読む。作者の第一エッセイ集。
ふと、旅がしたくなるのは、さっそく作品に感化されたあかし。


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