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空気と戦争 (文春新書)

空気と戦争 (文春新書)

KY―空気、読めない。つーことで『空気と戦争』猪瀬直樹著を読む。
さっさと読めてしまう。
空気とは、ムードである。気分である。それはわかるが、
時代の空気を読む・読めないとは一体どういうことなんだろう。
一般ピーポーに受けるということなのか。
プロパガンダのように空気を意図的につくりだし、コントロールできるものなのか。
広告のマスキャンペーンが効かなくなったと言われるいまなんだけど、
結構たやすく、空気が、あるいは空気の流れが変わってしまうのはなぜ。


戦争がいかにロジスティクスを確保するかで命運が決まると言うのは、
そうだと思った。点と点を繋いで線にするのは、流通ラインだもの。
最後は、なんか著者の自慢話のようだが、この部分を差引いても
あちこちにリンクしていく中身だと思う。
昭和16年に人造石油の話が出てくるが、
いまだに、日本人の生活は石油依存症だ。しかも重い症状の。
代替エネルギーは原子力しかないよね。良い悪いは別にして。


ほぼ1日原稿書き。フィッシュマンズが救い。


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