検査日

9月下旬頃から、めまいに襲われ、
取材前に、近所の大きい病院へ行く。
整形外科以外はヘボで余り行きたくはないが、そこしかないのだ。
朝から順番待ちをしているお爺さん&お婆さん。
とても元気で、しゃべる内容が筒抜け。
先日、CTスキャンで頭を検査したが、わからないというので、
MRI検査を朝イチでする。
ぼくは初体験だし、閉所恐怖症の気もあるし、
「40分、じっとしてください。頭、動いたら、もう10分、
延長っすよ」と、
どことなく横柄な検査技師に言われつつ、ヨコになる。
やがてノイズミュージックというのか、テクノ、ダブというのか、
そういう重低音とともに、脳を輪切りにされる。
うとうとしたり、なんだか暑くなって、口中が渇いて、
ツバをゴックンしたり、ヤバ!延長かも。
そうこうしているうちに終了となる。
延長はなくて、ほっとする。
検査漬け。わさび漬けの方がいい。


医師に呼ばれて診察室に入る。
開口一番、「別に、問題ないですね」だって。
何もなくてよかったんだけどね。
自分の脳をはじめて見せられた。
脳と眼球と神経が、当たり前だけど、つながっていた。


ストレスと高血圧か、やっぱり。
アルコールを控えたら、めまいはおさまっている。


隔月発刊の社内報の仕事の打診を受ける。
何もなかったら喜んで引き受けるのだが。


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