ポップスター

ラブソングができるまで 特別版 [DVD]

気分も体調もイマイチなんで、『ラブソングができるまで 』をレンタルDVDで見る。
ヒュー・グラントが往年のポップスター役で、歌って腰ふりダンスする。
いまは落ちぶれてイベントなど営業の日々。そこへ作詞に才能ある彼女が登場して。
あっという間にエンドロール。役者やのお〜。
特にテクノポップサウンドで人気絶頂時代の彼がいたバンドのPVは、
当時のPVの雰囲気をよく出していて、笑える。

『権力の読み方』萱野稔人著より引用3箇所。

「権力とは、一つの制度でもなく、一つの構造でもない。ある種の人々が持っているある種の
力でもない。それは特定の社会において、錯綜した戦略的状況に与えられる名称なのである」
(作者によるフーコー著作からの引用)

「フーコーによれば、こうした権力な働きは知(savoir)とむすびつく」

「フーコーの権力分析において、「身体の政治的テクノロジー」の概念はとても重要な位置を
しめている。−略−社会とは、身体相互の働きかけをつうじて身体の可能な活動領野が
「構造化」される、トポロジックな空間にほかならない。知と権力は協働しながら、
社会的な場のなかで諸身体を配置し、関係づけ、そこに不均衡や非対称、格差、衝突などを
発生させる。両者がくみたてる身体管理のテクノロジーが「政治的」といわれるのはこのためだ」

この引用でいま起きている社会問題は、解題できてしまうのでは。

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