宿題ひきうけ株式会社

夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)

さて、気がかりな請求があって、
催促していいものやら、どうしたものやら。
担当者がいい加減だと、ほんとうに請求書を紛失したり、
デスクサイドで迷い後になったりするもの。


『夜のピクニック』恩田陸著を読了。
なるほど、一幕もの。つーか、ナイトピクニックをメインに
そこにいろんなサブストーリーを盛り込むスタイル。
中原俊監督の『桜の園』と似た枠組み。
読みつつ、自分の高校時代のことを思い出してしまう。


新聞部のキャンプで日光霧降高原に行った。
行きの電車で南沙織の『十七歳』を大声で歌ったこと。
旧盆明けで夜の冷え込みのきつかったこと。
キャンプファイヤーで先輩の持参したギターで
フォークソングを歌ったこと。


秋の登山大会で途中のリンゴ畑から、
リンゴを失敬して、ビタミンと水分補給したこと。


妻に連れられ、子どもとその一味が昨日、某都立高校の学園祭に行く。
まあ下見とでもいうのか。吹奏楽団の演奏が素晴らしかったそうだ。
漫研のパンフレットを大事そうに抱えていた。
なんだか昨今のクラスの出しものは、演劇が人気なんだそうだ。意外。
お化け屋敷だのメイド喫茶とかじゃないんだ。


あと、へえと思ったのが、この記事。


「金で解決…親も子供も宿題丸投げ 代行業者が繁盛 」

>算数の文章問題は1問500円、読書感想文は2万円で引き受けるほか、
>大学生のリポート(2万円〜)や卒業論文(30万円程度)まで幅広く手がけている。

読書感想文は2万円だって。
これで起業して末は上場。これが、ほんとの
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