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ブラバン

ブラバン

予定していたとはいえ、この暑さじゃ、頭の回転が、
ただでさえ鈍いのに、オンボロエアコンみたいにうなりながら、
某会社案内の残りの原稿をまとめる。
こうなったら力技でやっつけるしかないのだ。
昨日、打ち合わせに行った入社案内は、はじめてのとこなので、
ノリがイマイチわからず。
やることはわかっているんだけど、打合せで役割分担なんて
いわれるとしらけちまうぜ。


読みたかった津原泰水の『ブラバン』を読む。
高校時代のブラバンの仲間が、部員の結婚式で
再結成して演奏するという、ありがちな話なんだけど、
そこはそれ、作者が作者だけにと、思ったけど、結構、ノーマル。
ま、これも、悪くはないけど。
40代になったいまの元ブラスバンドメンバーと
当時の話が入れ子になっている。
40代は当然、ほろ苦くて、高校時代は、どうだ。
イライラしたり、毀誉褒貶しつつも、なんか動きがすばやい。
ジャズやロック、楽器のウンチク話が、楽しい。
ぼくも中学のとき、1日体験入部でクラリネットを吹いた。
音は出たけれど、結局、入部しなかった。
変な先輩や後輩たちを思い浮かべた。
舞台は、広島。「ほいじゃけえ〜」とか広島弁
まったりしていていい感じ。
広島弁というと、いまだに吉田拓郎が出て来る。
仁義なき戦い』よりも。


ブラバン』の装画が達者だと思ったら、福山庸治だった。
昔、『モーニング』でモーツァルトの漫画を連載していて、
ブレイクした人か。


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