ハリハリ

休日前の夜、突如FAXが作動し始めた。来るわ、来るわ、大量に。
スイッチが入って、早朝からバリバリ、じゃないか、ハリハリぐらいで原稿をやっつける。
本を読む気も、それをまとめたり、引用する気も失せている。
恋する気は失せてないけど(寒)。


なんで、軽〜く気になった記事をスクラップ。


立花隆:東大生にも蔓延!履修漏れ問題、「ゆとり教育」が国を滅ぼす http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/061101_yutori/

 高校の必修科目の履修漏れ問題は、ついに茨城県の高校校長から自殺者まで出して
しまい、問題は広がり深まるばかりだ。


 しかし、文部省は、既卒者については不問に付し、今年の卒業生については、補習
による救済策を取る予定という。


 だが、そのようなドロ縄の対策だけでよいのか。


「ゆとり教育」が東大生でもできのよくない学生を生んだと怒っている。
いい大学出身者=できる人材とは限らないのが、この世の常。
それっていまに限ったことじゃないんだけど、立花は東大で教えているから、
急にできの悪い学生が増えたことに対して実感でガクゼンとしているのだろうか。
テストの勉強と仕事は別物で、知識はあっても、受験テクニックはあっても、
智恵が働かないとでもいえばいいのか。

●教育現場にもっと自由を!
http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz06q4/517196/

 高校必修科目の履修漏れ問題が拡大している。公立校だけでなく、私立校での履修
漏れの実態が次々と明らかになり、政府は最終的に8万人前後の3年生が該当するとい
う見通しを示している。


 現時点では生徒の救済策として「補習」の負荷軽減が論じられているが、問題の本
質は、文部科学省が定める「学習指導要領」が教育現場の実態から乖離していること
にある。そこに踏み込まない限り、発展的な解決にはならない。将来の日本経済を支
える人材をどう育てるかという問題でもある。


 元河合塾教務本部長で、高校の教育現場に精通し、現在教育コンサルタントとして
活躍している亀井信明氏に教育現場の視点からの意見を聞いた。


この「自由」ってのが曲者なんだけど。
必修が必修でないし、検定教科書も使われていないなら、
実は、こっそり自由だったりして。高校生が隠れてタバコ吸うようなもんか。
少子化が進んでもいい大学はますます入学が困難になって
そうでない大学は、倒産への道を歩んでいくのか。
でも、「教育現場の実態から乖離していない「学習指導要領」」なんてつくれるのだろうか。
はなはだ疑問。でも役人がつくるわけだから、もう少し先生の意見を反映させろっていうのは、ありだよね。

それにしても「ゆとり教育」って。
それにしても「教育基本法改正」って。